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1: しじみ ★ 2018/08/20(月) 02:25:06.53 ID:CAP_USER

人間を食らう種族と人間との戦いを描く人気マンガ「東京喰種トーキョーグール」が7年の連載を終え完結した。累計発行部数は3700万部以上。
作者の石田スイさんが、読売新聞のインタビューに応じた。石田さんがメディアの取材で作品を深く語るのは初めて。
喰種(グール)はなぜ生まれたのか。カネキケンとは何者か。ファンを驚かせた最終回に込めた思いとは――。
インタビューの詳細は21日の読売新聞朝刊に掲載される。ここではその一部をお送りする。(文化部・川床弥生)

 

 「(今は)憑きものが落ちたような感じ。連載中は別の人格に支配されていたようでした」と石田さん。インタビューはスカイプで行われた。
普段、編集者ともスカイプで打ち合わせをしているそうだ。

 「最近は朝起きて、原稿がないので、一日何をすればいいのかと戸惑っています」。画面の向こうで石田さんは笑った。
その後1時間半にわたり、「東京喰種」の熱烈なファンである記者の、時にかなりマニアックな質問にも答えてくれた。

 

 ――人間を食べなければ生きられない種族「喰種」の発想はどこから生まれたんでしょうか。

 ■マイノリティーの悪役を描こうと思いました。単なる殺人鬼では普通すぎるので、そんな種族が人間に紛れ込んで生きていたら面白いかなと。

 

 ――主人公のカネキは、なぜあのようなキャラクターになったんですか。

 当時は、没個性で内気な主人公が好きだったので、あまり深く考えずに気弱で目立たないキャラにしました。
その分、(喰種の少女の)トーカや、(喰種の美食家の)月山など、周囲にいるキャラクターを濃く際立たせました。
カネキは僕の代弁者でもあるだけに、最後まで難しかったキャラクターです。

 

 ――喰種は人間にとって恐ろしい怪物ですが、迫害される少数者のようにも描かれます。

 ■僕にマイノリティーに共感する部分があるからかもしれません。
親が転勤族で、キリスト教徒だったこともあり、子どもの頃は周囲とちょっと違う家庭であることに疎外感を感じていました。
僕自身が(カネキのように)マジョリティーとマイノリティーの中間にいるような感覚なんです。


 

 ――最終回はハッピーエンドで驚いた読者も多かったと思います。
カネキとトーカの間には女の子が生まれていますが、トーカのおなかがまた大きかったような……?

 ■あ、そうです。最初が女の子だったんで、今度は男の子がいいんじゃないかなと思いますね。

 

 ――人間、喰種ともに魅力的なキャラが多いですが、特に思い入れのあるキャラはいますか。

 ■全部、というと当たり前なんですが、ビジュアル的には喰種捜査官のハイルです。ピンクの髪の女の子。

 

 ――え、残酷に死んじゃったじゃないですか。

 ■そうなんです。かわいかったのに、何で死なせてしまったのかと後悔しています。しばらく引きずっていたくらいなんですよ。

 

 ――フィギュアスケートの羽生結弦選手を始め、各界に有名人のファンが多いですね。

 ■著名な方だからというより、読んでくれる人がいるってわかることがうれしい。実は、本当に読者がいるのだろうかという気持ちになることがあって。
だから、子どもの読者から「読んでます」というお手紙をいただくのもうれしいんです。

 

 【東京喰種トーキョーグール】

 2011年9月から18年7月まで週刊ヤングジャンプ(集英社)で連載。
喰種の臓器を移植され、「半喰種」になった金木研(カネキケン)が人間と喰種の共存のために戦う。
本編は全14巻で完結、「東京喰種:re」(全16巻)が続編となるが、合わせて一つの物語。「:re」のアニメ第2期が10月から放送予定。

https://www.yomiuri.co.jp/photo/20180817/20180817-OYT1I50038-N.jpg

読売新聞
https://www.yomiuri.co.jp/culture/20180817-OYT1T50093.html



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